夜中にアサブロ

【わたしは赤ちゃんを卵で生みたい】 <-- 女優・秋吉久美子さんの昔、むかし、のご発言です

ことし、法科大学院を卒業したばかりだという法律家の卵さんが、国が原子力発電の設置許可を出したのは違法だという行政訴訟を起こしたらしく、6月6日、外国特派員協会で記者会見があったようです。

訴訟のポイントの1つは、「国の原子炉設置許可が法律の要求する最低基準を満たしていたかどうか」を判断してもらいたいということようです。

最高裁の判例では、「国の許可は原子力安全委員会の専門的な知識に基づいたものである。従って合理的な根拠があるので合法である」となっているらしい。

ところが、このブログでも、ここやここやここやここやここで書いたように、実は原子力安全委員会はなかったに等しい、ということがわかってしまったので、もしかしたら、最高裁の判例が覆るのかもしれない、そんな気がします。
初公判は6月23日らしいです。

裁判官さんは、特に現委員長氏の発言、「原子力発電に対して安心できる日なんか来ませんよ、あんなもの安心できるわけないじゃないですか、あんな不気味なの」の意味を十分考えてくださいね。

写真はナショナルジオグラフィック社の特集「太古の世界」の中にありました、”草食恐竜 ハドロサウルス”の卵の化石です。