夜中にアサブロ

【”もんたか飯”は今まで食べた中で一番おいしいおにぎりでした】

今年読んだ３冊目は、
『おにぎりの文化史－おにぎりはじめて物語』　横浜市歴史博物館[監修]　河出書房新社　2019年4月　￥1650＋税



私が生まれた地区は遠洋漁業が盛んで、近所の人たちで漁船団を作って夏は三陸沖まで冬は東シナ海まで、カジキやマグロを捕りに行ってました。うちの父親もその漁船の一つに乗ってました。

漁船が３カ月から４カ月後に戻ってくるとき、大きなおにぎりをお土産にして迎えに来た人たちに配ってくれました。

実にうまかった。
このおにぎりのことを”もんたか飯”といいました。
”もんたか”というのは”帰って来たかい”という意味です。
首を長くして帰ってくるのを待ってたものねえ。

縄文時代の人たちは狩りが終わった後で、弥生時代の人たちは米を収穫した後で、みんなでおにぎりを食べたんだと思うぞ、私は。

本日のウォーキング：10385歩