prematurely-senile incidence is relatively high, i think2009/11/25 23:20

【若年性認知症の発生率って、結構高いかも】

ググっていたら、偶然、ETCの障害に関するデータを拾いました。(以下のURL参照)
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b160044.htm

これによれば、無線交信異常でバーが開かなかった障害は、平成16年1月で約3200件、2月も約3200件、3月は約3700件、4月は約3700件、5月は約3800件、6月は約4000件、7月が約4800件となっている。1ヶ月の総交通量は約5000万台ということなので、障害率を計算すると以下のようになります。

1月 6.4×10^-5  2月 6.4×10^-5
3月 7.4×10^-5  4月 7.4×10^-5
5月 7.6×10^-5  6月 8.0×10^-5
7月 9.6×10^-5

人間は 10^-6 という確率で発生する現象にはまったく気にもとめないというけれど、10^-5 だとどんな感じだろうか。

そこで、交通事故死亡率、住宅火災の焼死率、若年性認知症の発生率と比較してみました。これらの値の計算方法は以下のURLを参照してください。
http://yonakani.asablo.jp/blog/2009/03/25/4203884

・平成17年の交通事故死亡率(高速道路は含まない) 5.2×10^-5
・平成17年の住宅火災死亡率 9.5×10^-6
・50代後半の認知症発症率 1.2×10^-3
・40代後半の認知症発症率 2.7×10^-4
・日本に10年間生活した場合に住宅火災で死亡する可能性 8.5×10^-5

【結論】
ETCの無線交信異常でバーが開かない確率は、
・これからの1年間に交通事故で死ぬ確率と大体同じ
・これからの10年間に住宅火災で焼死する確率と大体同じ
・40代後半で認知症になる確率より一桁小さい

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