Science can explain unexpected problems ― 2012/02/15 10:07
■ 2012.2.15 22:30 追記
聴講してきました。タイトル変更します。
Science could explain unexpected problems.
【科学は想定外のことを説明できる、可能性がある】
「想定外」を解析・分析する方法論に期待して出席したのですが、まだまだそれには早いようです。演台の上部に掲げられていたパネルには、「システムズ・レジリエンス学創成に向けて」とありました。レジリエンス学を始めようとプロジェクトを立ち上げたのでメンバを紹介するという段階の話でした。
人間の行動の方程式を見つけようとする研究者の話、魚が想定外に出会った時に生物学的レベルでどう変わるか研究している生物学者の話、ハドソン川の奇跡の話(*1)、などはなかなかおもしろかったです。このような研究者の成果が後でエンジニアリングの分野に手法として落ちてこないと我々は利用できないわけだから、ぜひがんばってもらいたいものです。
このシンポジウムは Ustream で配信されて、約1000名が視聴していたらしい。近いうちに動画がアップされるかもしれません。
■ 2012.3.25 追記
講演動画がUPされました、こちらから。
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*1 ハドソン川の奇跡の話: 2009年1月、バードストライクで左右のエンジンが停止した航空機を無事ハドソン川に不時着させた機長は一躍ヒーローとなった。もし、離陸前に渡り鳥群を見つけて離陸を遅らせていたらバードストライクに遭遇せず事故を未然に防げたことになるが、この場合だと、出発を遅らせたとかで非難される、という話
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