You have no free will, part 3 ― 2009/10/11 21:47
【人間には自由意思はありません(その3)】
アイデアの生まれるところ 上条桂子編 大和書房 2006年12月
より、脳科学者・池谷裕二氏の語る脳の話、その3 です。
正直、人間には自由意思はないということになったけれど、無意識であろうと”自分の脳”は”自分”そのものなんだから、自分の意思ということでいいんじゃないの、と思いました。
けれども、さらに読み進めると、この二つは別と考えた方がいいのがわかりました。無意識下と意識下はわけたほうがいい。
さっきの話しで言うと次の3段階があります。
①脳が押すという意思を決める(無意識)
②自分が押したいと思う(意識)
③指が動く(行動)
この②と③の間に0.2秒から0.3秒のタイムラグがあるというのです。
これが”人間に認められた権利”だというのです。
脳が押す押さないの意思を決める、だから脳が作り上げた意思にそって、人間は押すということを意識するのだけれど、”いやだ、押さない!”ということもこの0.2秒から0.3秒の間にできるわけです。
つまり、人間には拒否権がある、ということです。
疲れたので次回に続く。
アイデアの生まれるところ 上条桂子編 大和書房 2006年12月
より、脳科学者・池谷裕二氏の語る脳の話、その3 です。
正直、人間には自由意思はないということになったけれど、無意識であろうと”自分の脳”は”自分”そのものなんだから、自分の意思ということでいいんじゃないの、と思いました。
けれども、さらに読み進めると、この二つは別と考えた方がいいのがわかりました。無意識下と意識下はわけたほうがいい。
さっきの話しで言うと次の3段階があります。
①脳が押すという意思を決める(無意識)
②自分が押したいと思う(意識)
③指が動く(行動)
この②と③の間に0.2秒から0.3秒のタイムラグがあるというのです。
これが”人間に認められた権利”だというのです。
脳が押す押さないの意思を決める、だから脳が作り上げた意思にそって、人間は押すということを意識するのだけれど、”いやだ、押さない!”ということもこの0.2秒から0.3秒の間にできるわけです。
つまり、人間には拒否権がある、ということです。
疲れたので次回に続く。
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