lastman standing being in his underpants2009/03/21 21:02

【男が一人、パンツ姿で立っていた】

昨日借りてきた本の話の続きです。

翻訳のさじかげん 金原瑞人 269頁 ポプラ社 2009.3.2 \1500+税 (1頁あたり 5.58円)

この方は後書きに、法政大学社会学部教授 英米文学翻訳家 とありました。過去に雑誌に書いたコラムを集めた本のようです。雑誌名は、”MISS”、”東京人”、”ふれあい岡山”、”青春と読書”、”Colo”、”新刊展望”、Webマガジン”ポプラビーチ”。私は”東京人”以外は知りませんでした。
43話ありますから1話あたり35円で、けっこう物知りになれます。
57頁「国分寺のモツ焼き屋」のなかで、”モツ焼きには日本酒が合わない。中華料理やタイ料理に日本酒が合わないのと同じくらいあわない。”とありました。私はいつもモツ焼きには日本酒なんですが、不自由は感じていないなあ。
金原氏は何がいいと書いていないので困るのだけれど、この方は、”タン、ハツ、・・・、コブクロ、サオなどと書かれた札がなくなり次第裏返っていくのをながめながら、強めの酒を飲んでいると、しばらく時間がたつのを忘れていられる”とあるので、泡盛などのことをいっているのかもしれません。試してみなければなりません。

男はなぜパンツ一丁で郵便局に押し入ったのか
産経新聞社会部取材班 220頁 小学館 2008.12.2 \1300+税
(1頁あたり 5.91円)

裁判の傍聴記録が46話あります。1話あたり28円です。
まだ全部読んでいないけれど、目次から面白そうな話題だけを以下にとりあげてみました。
「”何か質問ありますか?”超異例、傍聴人に話しかける裁判官」
「男はなぜパンツ一丁で郵便局に押し入ったのか」
「”ケガをさせない自信があった”まじめな強盗犯の告白」
「”建前は聞きたくない!”裁判官が激怒」

私は裁判にはあまり興味がないけれど、5月から裁判員制度が始まります。