TCP/IP Protocol Family2015/05/17 22:46

【TCP/IP プロトコル ファミリー】もファミリーだな

今日,2年ぶりに近所の書店へぶらっと行って,顔なじみの店主に「私が読みたいと思う本はいつもながら置いてないなあ」とかなんとか悪態をつきながら話していたら,店主の父上が亡くなったとか(2年前はこの書店で元気に働いていた.目をつむれば顔が思い出せる),母上はいま施設にいるとか,家族の悲しい話を聞きました.

店主の家族がどんなファミリーだったか知る由もないが,父上の温厚なお顔からすると平和なファミリーだったと推察します.

私は店主は独身だと直感しました.父上が遠い世界へ行き,母上がいま消えようとしている中で,自分が一人になってしまうさみしさを感じたからです.



というのは嘘です.
この店主は,奥さんはいないだろうなあ,という身なりで店に出ているのですよ.
もうちょっとちゃんとしなよ,と言ってくれる人が周りにいなくなってしまったんだなあ,きっと.

この書店で今日この本を買いました.

「家族という病」 下重暁子 幻冬舎 2015年3月

--- 以下、序章より抜粋 ---
友人知人に会うと、
「あなた、家族のこと知ってる?」
と聞く癖がついた。
「もちろん、よく知ってるに決まってるじゃない」
と怪訝な顔で答えが返ってくる。
「ほんとに?」
重ねて聞くと、不思議そうに問い返される。
「どうしてそんなこと聞くの、あなたは知らないの?」
その通り、私は最近、自分の家族について何も知らなかったと愕然としているのだ。
一人,二人と失っていくに従って,大切なことを聞いていなかったなと気づかされる.
--- 抜粋終わり ---

ここを読んで、これは買わなくちゃ、と思いました。
私もおなじだなあ、と思った訳です。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
〇に該当するひらがなを入力すると送信できます。海外のスパムメール対策です。
「石の上にも〇〇〇〇」

コメント:

トラックバック