夜中にアサブロ

【前歯が一本欠けたぜぇ】 <-- 私じゃありません，ホリエモンの話です．

『刑務所なう．シーズン２　－前歯が抜けたぜぇ．ワイルドだろうぉ？の巻－』　堀江貴文著　文芸春秋社　2013.2

ホリエモンの獄中記の第二弾（2012.1.1から2012.11.2まで）です．
全575ページ，かなりのボリュームですが軽い文章だし，流し読みして3時間で読んでしまいました．

(1) 静かな生活，いいですね．

体験入獄できないか？
法務省のサイトで検索してみたが，以下のように，たぶん，ないね．

(2) 「冬山で遭難した気分」らしい．

体験入獄できるとしても冬はやめとこう．
『2月3日（金）　本日の寒さはマジ，ハンパねぇ！　寒いなんてもんじゃない．　（略）　支給される毛布一枚と掛け布団だけだと足の先までは暖まらない．　（略）　便座は氷のようだ．寒すぎて熟睡できないって，なんか冬山で遭難した気分だよ．　（略）　これで暖房ナシってやっぱり変だよね・・・．』

確かに変だ，これじゃイジメだね．
ルールを決める人たちが自分もここに入るかもしれないと思えばいいだけのことだがなあ．

(3) 業務システムの開発に関する以下のコメントがあった．

45ページ，【特許庁，新システム開発中断，55億円を無駄に】
『特許庁が2006年から55億円の予算をつぎ込んだ情報システムの開発を中断することを決めたらしい．　（略）　業務をシステムに合わせるようにすりゃいいんだよ．業務に合わせてシステムをスクラッチで開発しようとするからカネも時間もかかるの．』

まったく，同感だぁ．
開発する側ではわかっている人たちが多いのだけど，金をもらう側だからねぇ，言わないんだよ，発注する側の人たちがわからないとダメなんだよなぁ．