It's tough to find someone among all these people. Part3 ― 2019/06/29 22:11
【こんなにたくさんの人の中から誰かを見つけるなんて大変だよな、パート3】←最終回
日本中央競馬会(JRA)が公表しているレース結果に基づいた思考実験、3回目。
実レースのレース結果から期待値を計算してみました。
期待値とは以下のような指標です。
第3章「偶然は魅力的」の32ページによると、
『パスカルとフェルマーは「期待値」として知られる概念を見出しました。賭け事や、それ以外でも偶然が関係するあらゆる状況において、期待値とは合理的に考えてあなたが得ると期待できるものの平均値です。たとえば、サイコロを振って3の目が出たら6ポンドのお金を獲得するゲームをしているとしましょう。このゲームの期待値は1ポンドです。なぜなら、3が出る確率は6回に1回で、その確率を賞金にかけるとポンドになるからです。このゲームを何回もプレーすると、毎回平均1ポンドが稼げます。仮に1000回プレーしたとすると、獲得金額は平均1000ポンド。1回のゲーム料が1ポンドだったとすれば損も得もせずに終わることでしょう。注意して欲しいのは、期待値は1ポンドでも、このゲームを1回プレーして1ポンドが手に入ることは決してない点です。必ずしも1回のゲームで期待値と同じ結果を手にできるわけではありません。けれども、繰り返しプレーするのであれば、期待値はあなたが獲得を期待できる金額の平均値になります。』
東京競馬場6月22日開催のレース結果によると下表のようになりました。
馬券は1枚100円だから期待値が100円以上のものだけは買ってもいいとすれば、この日は1日12レースのうち2レースだけしかありませんでした。もちろん、この表は的中した馬券だけを計算した結果論ですけど。
本日のウォーキング:4244歩
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