I actually tried the Bayesian statistics.2014/05/01 18:41

【やってみました,ベイズ統計】

「21世紀を優雅に生きるにはベイズ統計を学ぶに限る」という感じのことをいう方がいたので,私も一冊,本を読んでみました.

『図解・ベイズ統計「超」入門』 涌井貞美 サイエンス・アイ新書 2013年3月 \1296

ベイズの定理は確率の乗法の定理から自然に出てくるのもので,証明自体は簡単でした.
証明は紹介した本を読んでもらうとして,ベイズの定理の公式は次のようになります.

P(A|B)={P(B|A)×P(A)}÷P(B)

これを,装置のメンテナンス分野に適用すればどうなるか・・・

ある装置が壊れる兆候Bがあるとします.
その兆候Bが現れたときにその装置が故障している状態をAとすると故障確率は P(A|B) で表されます.
P(B|A)は,その装置が故障しているときに兆候Bが現れる確率を意味します.

したがって,ある装置が壊れる兆候Bが測定できたとして,これにベイズの定理をあてはめると,
兆候Bが現れたときにその装置が故障している確率={その装置が故障しているときに兆候Bが発生する確率×その装置の故障確率}÷兆候Bの発生確率
となるってことですね.

これで私も21世紀を生き残れるような気がしてきました (^^;;;;;