I think you are missing the main point.2020/09/04 10:35

【大事な点を見逃しているのかもな】

知人が宝くじのナンバーズ4を毎週5口20年間も買い続けているのだそうな。
一度も当たったことがないという。

当たらないと嘆く必要はありません。
ナンバーズ4は4桁の数字(0000から9999まで)を当てるゲームだから確率は1万分の1、20年間ではチャレンジした回数は5回/週×50週/年×20年=5千回になるけれど、1万の半分にやっと達した程度です。
まだまだチャレンジ回数が足りないのです。

5千回チャレンジで1度は当選する確率は、
P(5千回チャレンジで1度は当選する)=1-P(5千回すべてハズレ)
=1-P(1回目ハズレ∩2回目ハズレ∩・・・∩5千回目はずれ)
=1-P(1回目ハズレ)×P(2回目ハズレ)×・・・×P(5千回目ハズレ)
=1-(9999/10000)^5000
=0.3934(39%)

1回の当選確率は0.01%と少ないが、5千回もチャレンジすればあたることもあるさあ。
まさしく、継続は力なりです。といってもまだ当たらない確率(61%)の方が大きいが・・・。

何はともあれ、20年も続ける根性や、よし。

・・・・・・・・

私もちょっとやってみることにしました。
4桁の数字で好きな数字はあるか? ねえよ。
4桁のラッキーナンバーは持ってるか? ねえよ。
どんな数字でチャレンジすればいいか、わかりませんなあ。

それで思いついたのがネイピア数eでした。
自然対数の底「e」という無限の数字列の中に次回の当選番号が潜んでいるんじゃないかい?

前回の当選数字は「3833」でした。


ネイピア数の数列10万桁のなかに、前回の当選番号と同じ数列「3833」は5か所ありました。
1か所目が22806桁目の下の写真です。


この次の数列4桁が次回の当選番号じゃないか?
世の中は不思議に満ちているからな。

1か所目は、22810桁目の「5349」(上の写真)
2か所目は、「5736」
3か所目は、「4270」
4か所目は、「5850」
5か所目は、「7722」

5口(=1000円)も買う財力はないので1口だけ買うことにしました。


どうなるのでありましょうか?
πの数列(3.1415926・・・・)にすればよかったかなあ。笑笑

・・・・・

21時19分追記
ナンバーズ4第5515回の抽選結果は「6198」でした。
残念でした。


本日のウォーキング:13258歩
本日のミョウガ収穫数:0本(累積19本).

There will be a great earthquake within 80 years.2016/03/06 22:07


もうすぐあの東日本大震災から5年です。
1年ぶりにこの本を読み直してみました。

南海トラフの件、歴史学者からみれば、
1.南海トラフの地震は約100年の周期で発生している。
2.同時もしくは数年内に遠州灘から四国沖まで連動するのが普通である。
3.古文書の記録によれば90年より短い周期で二回起きたことは歴史上確認できない。
4.歴史記録のしっかりしている南北朝時代以降で観察すると150年の間におきなかっとことはない。
ということです。

前回南海トラフが動いたのは、1944年と1945年だから70年たった。
「90年より短い周期で二回起きたことは歴史上はない」ということだから、あと20年は猶予がある。
その間にできる人から少しずつ山側に移動しましょう。

前回のブログ記事はここ

Math helps you start a new life.2014/04/27 22:35

【数学があなたの新しい人生を助けます】

慶応大学が公開しているネット授業で「ベイズ統計」というのを視聴しました.

ここで講師は、
・これからはデータサイエンスの時代だ(※2)
・データを使いこなせる人が世界中で不足している
・特にベイズ統計ができる人は就職には困らない
・この流れは21世紀中はずっと続くといわれている(※1)
と言っています(第01回イントロダクションの23分50秒あたり).


わたしもベイズ統計を勉強して21世紀を生き残ろうと思います (^^;;

※1:誰が言っているかについては言及していません。
※2:2014年5月12日 コンピュータソフトウェア協会が「データサイエンティスト」の定義を公表しました。

Just stop right now.2014/04/12 18:11

【そこまで言って委員会】

STAP細胞はあったのかなかったのか論争で結構強烈に小保方女史を攻撃する人もいるようですが,本当にそこまで言っていいのかなぁ.

シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」』 ネイト・シルバー(著)西内啓(解説)川添節子(翻訳) 日経BP社 2013.12
の序章にあった一節(13ページ)を紹介します.

「2005年,アテネ出身のジョン・P・イオアニダスは,「Why Most Published Research Findings Are False (なぜ発表される研究成果のほとんどは間違っているのか)」という論文を発表して議論を巻き起こした.彼は論文審査のある専門誌から,効果が確認された研究成果,すなわち医学的な仮説が実験の中で実証されたものを調査し,そのほとんどが現実世界に当てはめたときに失敗するようだと結論づけた.バイエルの研究所が最近,イオアニダスの仮説を立証した.バイエルの研究所で試したところ,医学専門誌に発表される研究結果の約3分の2は再現できなかったという

生物医学分野の研究ではそんなものらしい.
先輩たちも同じだったんだよ.

I spent all day in bed with a MacBook Air.2014/02/23 23:18

【一日中,寝てました】

休養のため一日中寝てて,ずっとノートパソコンでブログを読んでました.
DVDで映画見るのが一番楽だけれど,MacBook Air にはDVDドライブはついていません.


■気になったブログその1 「中国の将来 その1」 「中国の将来 その2」
有名なブロガーのようです.アクセスカウンターもすごい,517万9799回です,すごい.
発展途上にある国がオリンピックを開催した場合,10年後くらいに経済的歪を生じて混乱が生じる,という話です.
東京オリンピック後のオイルショック,ソウルオリンピック後のアジア危機,モスクワオリンピック後のソ連崩壊,アテネオリンピック後のギリシャ危機,そして,北京オリンピックが2008年だから2018年前後に中国が崩壊するかも,という話です.
だから,中国への投資は危険だという話で,われわれは,あるかもしれないその日に向けて防災計画のように対策を練っておくべきだ,という記事でした.

■気になったブログその2 ホリエモン ドットコム
いわずとしれた,あのホリエモンが出所後はじめたサイトです.
有料メルマガは1か月840円となっていました.
ホリエモンンがどこかの講演でしゃべったらしいけれど,メルマガの登録者は15000人いるらしい.とすれば月に1260万円です.
他にもたくさんの広告がついていたから,結構な稼ぎになりますね.
たいしたものです.

The more creative people were more likely to cheat.2012/01/03 20:45

【調べてみたら、クリエイティブな人はズルする人だった】

年頭にあたり、これからの日本の姿を占ってみようと、ネット記事をいろいろと読んでみたところ、以下の2つの記事が気になりました。

Cheat する人

「一体化する世界、労働はより高度に」 伊藤元重 東大教授、日経新聞ネット版2012年1月3日記事

伊藤氏が言うには、日本語の”働く”に相当する英単語には、昔ながらの肉体労働を意味する”Labor”、現代人がオフィスや工場で働くことに相当する”Work”、そしてクリエイティブなことをするに相当する”Play”の3つがあるのだそうだ。そして今は人間がワーカーからプレーヤに変わっていく過渡期なんだと言っています。日本から”Work”がどんどんなくなっている現状からみると、”Lavor”社会にもどれないならば、プレーヤが働ける職場を日本にどんどん作っていかなければなりません。消費税増税の話があるが、社会保障だけでなくクリエータ育成方面にも税金を投入すべきだろう。

Looking at the Dark Side of Creativity; VOA News article 2011.12.14
クリエイティブな人がたくさんいる社会はどんな社会なのか、どうやらあまり良い社会ではなさそうな予感がします。
行動経済学者の Professor GINO さんが最近発表した「創造性の暗黒面、副題:独創的な人ほど不正直」と題する論文(*1)があります。この論文を紹介したニュース記事によれば、クリエイティブな人であればあるほど、”ズルする(*2)”おそれがあるらしい。なぜかといえば、クリエイティブな人は既存のルールには囚われない発想をする人なので、道徳的にも柔軟な発想をする、すなわちモラルに反するようなことでもどってことないと思うわけですね、さらには、言い訳なんかいくらでも思いつくので自分をいくらでも正当化できるからだそうだ。

20年後はワーカーとプレーヤ間の争いが起きそうな予感がする。

*1: 論文は米国心理学会のサイトからダウンロードできます(PDFファイル) ここをクリック
*2: 英単語は cheatです。英辞郎をひくと、『だます、ごまかす、欺く、・・・、浮気をする、カンニングをする』とあります。一つもいいところがありません。まとめて”ズルする”と訳しました。

photo credit: robad0b via photopin cc

Where's the tough negotiator?2011/11/15 12:50

【交渉人を探せ】

今日のランチニュースを読んでいたら、米ホワイトハウスが「野田首相はすべての品目とサービス分野を貿易自由化の交渉テーブルにのせると発言した」との発表文を出し、日本政府は「会談の場では、そのような発言はしていない」と反論したという記事があった。

幕末の tough negotiator 高杉晋作 (パブリックドメイン画像、ウィキより)

このように、過去の経緯も踏まえて筋の通った(と私には思える)コメントをすかさず出してくる米国の方が一枚上手だ、今後も日本側は押されてしまうような予感がする。

いい交渉人が必要です。

Pregnant women, Have a peaceful life!2011/10/05 23:40

【妊婦たちよ、平和に生きよ!】

今日は、落語の三題噺じゃないけれど、妊婦/肥満/ダイエットがキーワードの記事を読んだので紹介しておきます。


一つは、
安西秀雄氏のブログ、「米国統合医療ノート」より、”良好な食事は新生児の先天性欠損を減らす”という記事の中に、「母親が過体重・肥満だと子供の心臓の欠損のリスクが高い」とありました。

一つは、
糸井重里氏と高橋迪雄氏の対談、「人はなぜ太るのか?」の中に、”太った母さんが妊娠期にダイエットして、母体に十分な栄養が行き渡らなかったとすると、お腹にいる赤ちゃんは「自分は飢えた環境に産み落とされるんだ」と身構えて生まれてくる。すると遺伝子の発現のしかたが飢えた環境に適合するように調整されるらしい”とありました。つまりは太るように遺伝子レベルで作られるということらしい。

妊婦さんは、太ってもいけないし、痩せようとしてもいけない、ということになる。難しいね。

photo credit: Schwangerschaft via photopin cc

What are the odds that space junk will land on your head?2011/09/23 22:22

【宇宙ゴミがあなたの頭の上に落ちる確率は?】

地球に落下しつつある米国の大気観測衛星(UARS)について、「文部科学省は日本時間の24日未明から午前にかけて、衛星が日本付近の上空を通過すると発表した。NASAによると、破片が人に当たる確率は3200分の1で、特定の1人に当たる確率は20兆分の1以下になる」、と新聞(ネット版)で報道されました。(*1)

NASAが発表した「破片が人に当たる確率」は普通の人には検証のできない。NASAの「再突入物体残存性解析ツール(ORSAT)」というプログラムが計算するのだそうだ。けれどもNASA公表資料から、もし日本に全破片が落ちたときどれくらいの被害になるかは計算できそうなのでやってみました。(*2)

NASAの資料より(文科省の英訳)

写真2

進行方向の影響範囲は800kmで(写真上)、地上に落ちた場合の事故範囲(Debris casualty area)は26破片で合計22.38m^2 だから(写真下)、地上の影響範囲は0.02238km×800km=18km^2 になります。
日本の人口密度は343人(平成17年)ですから影響範囲内に6174人が生活しているけれど、負傷する可能性のある人は0.008人。だから誰も騒がない。
普通の人間が簡単に計算できるくらいまで状況を分析済みというNASAはやっぱりすごい。
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*1: 「特定の一人に当たる確率は20兆分の1以下」はNASAの発表資料にはありません、新聞社の科学担当記者さんが自分で計算したのでしょう。 地球人口を60億人として、1/3200×1/60億=1/19兆2000億。 19兆は20兆より小さい、だから「20兆分の1以下」 といいたいわけですね。 残念でした、間違えてますよ。 『1/20兆 < 1/19兆』ですから、「20兆分の1より大きい」が正しい。
*2: NASAの発表資料は文部科学省が和訳してここにあります。

Who knows what tomorrow will bring?2011/06/22 20:45

【明日のことはどうなるか、誰にもわからない】

精神科医・和田秀樹氏の「確率的被害に対する補償」というブログ記事を読みました。
「確率的被害」とは、放射線の被爆直後には現れないけれど、10年後20年後にでてくるかもしれない、ガンに代表される健康障害のことですね。
和田氏の意見は、概ね以下のとおりですが、誤解があるといけませんので、みなさんもオリジナルを一読されることをお勧めします。

> 原発問題の補償だが、「被災者」全員というのはどうかと思うようになった

> 一つだけ確かなことは、今くらいの線量であれば、恐らくは運のわるい人しかなんともないだろうということだ <--- (1)

> 相当な線量を浴びてもなんともない人もいるのは確かなことだ。だから、今は大騒ぎになっているが、30年後に本当にひどい目にあっている人は意外に少ないはずだ <--- (2)

> しかし一方で、がんであれ、奇形であれ、放射線が直接の原因とは言い切れないが、そうなってしまうリスクが確実に上がるのも確かだ

> しかし、この手の確率が上がるというタイプの被害の場合、本当に被害が出た場合に手厚くして、なんでもなかった人はそんなにもらわなくてもいいのではという気はする

> 私は本当に救うべきは、そういう本当の意味での被害者だと思うが、ちょっとしたことで被害者扱いになるが、本当にひどい目にあったときには、ろくに救われないということにならないことを祈りたい


(1)や(2)の件を除き、概ね賛同します。和田氏は医者ですから、「相当な線量を浴びてもなんともない人もいる」などの情報は、我々素人には知りえない情報源があるのかもしれません。けれども、今の時点で「30年後に本当にひどい目にあっている人は意外に少ないはず」と断言できるものなのか。証拠も示さず断言するならそれは予言者(大きな声では言えないが予言者は大抵いかさま)。

ちょっと愚考してみました。


どうなるかわからないからこそ、早めに、国民全員(*1)に放射線量計を配って、各人の被爆量を計り始めるべきじゃないでしょうか。

そうしておけば、

加害者が賠償すべき被害者の人数は写真のように考えて算出できるので、[ある一定期間内にひとりのがん治療に必要な費用×患者数B]で、加害者が拠出すべき費用はきまります。そして、一定の被爆量を超えた人が癌になったら、誰でもこの費用の中から治療してもらえるようにする。
そうすれば、相当の被爆量でありながら幸いにも癌にならなかった人にお金を払うようにはならないでしょう。

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*1: 国民全員であることが重要です。多かれ少なかれ誰もが福島原発が放出した放射線を浴びています。