we cannot think without writing2009/09/21 20:11

【書くことは考えることだ】

加藤典洋 『言語表現法講義』 岩波書店 1996年、を読んでいます。

7/12に 茂木健一郎の講演「脳を活かす仕事術」を紹介しました。
http://yonakani.asablo.jp/blog/2009/07/12/4427202

茂木氏のケンブリッジ時代の恩師が論文を書けないという学生に対して、とにかく書くことだ、書いているうちにわかってくる、と言ったということです。茂木氏は脳の特性からみてこれは正しい、というような話しでした。

この本にも同じことが書かれていました。ちょっと長くなるけれど引用します。

== 【引用開始】 ==

何か読んでいたら村上春樹氏が自分は書かないと何も考えられない、と言っていました。
・・・
僕もそうです。
考えるために書く。
書いてみるとどこまで自分がわっていて、どこからわからないか、わかる。
なぜわかるか。
書けなくなるから。
あるいは、調子に乗って書いていて急に自分が馬鹿に思えてきて、その先を続けられなくなるから。
・・・
ですから、皆さんは、書けなくなると、そこでやめるかも知れないけれども、僕などは、書けなくなると、そこから書くという仕事がはじまる。
・・・
いいですか、知っていることを書く、んじゃないんですよ。
書くことを通じて何事かを知る、んです。
ここを間違わないようにしてください。

== 【引用終了】 ==

こころづよい発言ではありませんか。

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