What is the history of this tree?2017/11/04 23:03

【この柿の木にも歴史がある】

あけちゃんから「立派な柿ですね~!」とお褒めのお言葉をいただきました。
柿も喜んでいるに違いない、
ので、忘れないうちにこの柿の木の歴史を書いておきます。

私の生家には少しばかりの山があって、そこにはいろいろな果樹が植えてありました。
ビワ、モモ、スモモ、イクリ、アンズ、ウメ、カキ、ブドウ、ザクロ、ダイダイ、ポンカン、イチジク、そんなものが大量にはないけれど、季節を感じるには十分なほどありました。
いま思うに、ご先祖様の楽しみだったのではないでしょうか。

そんなわけで、いまの家を買ったとき庭に何か果物を植えようとすぐに思いました。
引っ越して翌年の市民祭りのとき、出店していた植木屋さんから柿の木を買いました。
柿の木は2本あって、1本はすでに実がついていました。1万円でした。
もう1本は実はなってはいませんでしたが、植木屋さんいわく、「来年はだいじょうぶでしょう」ということでした。5千円でした。1万円と5千円じゃなあ、5千円のにするよねぇ、来年だというしぃ。


ところがこいつがなんといいますか、奥手で、控えめで、消極的で、意志薄弱な奴だったんです。
期待の翌年は、・・・花も咲きませんでした。
その翌年も、
その翌年も、
その翌年も、
その翌年も、
その翌年も、
その翌年も、・・・花も咲きませんでした。

花が咲いたのはなんと8年目でした。
桃栗三年柿八年というけれど、それは種からの話でしょう?
植えてから8年ですか?
この間、もう切ってやると何度も思いました。
ある本には、”幹にナイフで傷をつけるとよい、木が「ああ大変だあ、早く子孫を残さなくちゃいかん」と思うからだ”、というのもあって・・・・やってみた・・・・ガセネタでした。

8年目の花はうれしかった。
待ってた甲斐があったと思ったのでした。花が咲いたら実がなる。
けれども花の数が少なすぎました。
花は確かに実になりましたが、全部ぽろりぽろりと落ちてしました。
8年目も結果はだせませんでした。
つらいなああ。。。

9年目も花は咲き、実は結んだけれど結局全部落ちてしまいました。
花の数がやっぱり少なかったですね。
実になってもかなりの数は落ちるんだから、それを上回るだけの花をつけなくちゃいけないだろう。
そんなこともわからんのかぁあ、とカキの木に向かって毒づきました。

≪つづぅくう≫

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