Here in Japan, we do the same2011/08/01 23:14

【困った国だと嘆いている中国の方へ、日本も同じです】

どうしてこんなニュースが広く報道されないのか不思議です。

7月27日 衆議院厚生労働委員会で児玉龍彦氏(東大教授、同大アイソトープセンタ長)が、あの原発事故で漏出したのは熱量計算で広島原爆の29.6個分、ウラン換算で20個分に相当する、「国会は一体何をやっているんですか!」と国会議員を叱りました。感動しました。

氏の発言は16分です。お昼休みにどうぞ。(*1
時間がない方は、ここに氏の発言を文章にしてくれた方がいますので、印字して通勤電車の中でどうぞ。(*2

原子力村の方々のワガママぶり・傍若無人ぶり(*3)、がどんどん明らかになっていますね。それやこれやで<放射能を憎んで人を憎まず>の心境にはなれそうもないなあ。

*1: 衆議院TV ビデオライブラリ 2011年7月27日(以下のURL) の会議名:厚生労働委員会に氏の発言ビデオがあります。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/video_lib2.php?u_day=20110727

*2: THE JOURNAL 児玉龍彦東大教授の国会陳述の衝撃
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2011/08/_296.html

*3: どうして奴らはそうなんだと考える方は、社会学者・宮台真司氏の分析、「日本人の思考上の弱点」が参考になります。以下の動画の51分36秒から56分34秒までです。
http://www.videonews.com/asx/marugeki_free/537/marugeki_537-2_300.asx

He crossed out employee's names he wanted fired2011/08/02 00:00

【彼はクビにしたい従業員の名前をリストから消していった】 <-- 単なる英作文の文例ですよ

衆議院の審議を中継している「衆議院TV」のカメラマンさん(*1)、参考人を映しているときの背景、何とかなりませんか。

センセイの時はいいですよ。

国会議員を写している時の背景


参考人の答弁中には、いつもいつも、バックにチョロチョロ動くおじさんが映っている・・・、しかも・・・美しくない・・・ orz、気になって発言に集中できない・・・、あぁ、聞き漏らした・・・

参考人が答弁中の背景


気になってしょうがないので消えてもらいました。ほら、こんなにすっきりした。

参考人だけにしてみました


ちょっと移動してもらったらいいんです。
なんとかなりませんか。

*1: たぶん固定カメラだとは思うけれど、そこに設置した人も含む

It is best to soap yourself once every three days2011/08/06 23:56

【石鹸で体を洗うのは3日に1回がよい】

アチィ~ぃ。
誰でも暑くて汗だらけになる日にはシャワーをあびると気持ちがいいし、石鹸で体を洗うとさらに爽快になる。

けれども、感染免疫学の藤田紘一郎氏の話(*1)によれば、毎日石鹸で体を洗うのはよくないらしい。

氏が自分で実験した結果も踏まえていうには・・・、
・体は髪の毛から足裏までジョウザイキン(漢字を推定すると「常在菌」だろうか)と呼ぶ細菌で覆われている。
・石鹸で体を洗うと、常在菌の90%が死ぬ。ボディシャンプーのような強烈なのだと100%死ぬ。
・生き残りの10%がまた繁殖して全身を覆うようになるが、それには若い人で12時間かかった、氏の場合20時間かかった(*2)。
・常在菌が体を覆い尽くす前に、悪玉菌に皮膚を占領されると皮膚病になる。
・そんなわけで、若い人なら毎日石鹸使ってもいいが、若くない人(*3)の場合は毎日石鹸はいけない。
・3日に1回くらいがちょうどよい。できれば一生洗わないほうがいいくらいだ。
・作家の五木寛之氏は10日に1回、髪は年に10回くらいしか洗わない、それで肌がつやつやしている。ビートたけしもほとんど風呂にはいらないと言っていたが肌がつやつやしていた。(*4)

きれいにするのは自殺行為ってことだけれど、夏には無理な話だな。

#40年前にラジオで聞いた話だが、フランスで20年間風呂に入っていない人がいたらしく、臭うので近所の人がよってたかって風呂に入れたら数日後に風邪引いて死んでしまったそうだ。お節介も時には殺人事件に発展するという話だ。

*1: ラジオ版学問のすすめ 藤田紘一郎氏のお話 2007.9.16放送の音声ファイル(パート2の10分40秒付近)
http://www.jfn.co.jp/susume/y2007/#33
*2: 若い人と若くない人の違いに対する細菌学的説明がほしい、若くない人の肌には細菌にとっての栄養素が少ないのか?
*3: 氏の年齢は現在60代後半から70代と思われるが、実験当時の年齢は不明
*4: 彼らは対談相手の先生氏に合わせただけかもしれない

Go to hell, Nick!2011/08/20 17:42

【くたばれ、ニック!】

I have just seen the movie "Law Abiding Citizen” on DVD, that was a huge hit all over the US in 2009.
The movie character named Nick, left side man on the photo, made me feel sick to my stomach.

Nick, It seems that you keep your head above water.
You really have committed murder at the last scene. You are a murderous prosecutor!

ニック、「俺たちが悪いのかも・・・」とちっとも思わなかったキサマは以下の記事のサンプルだ!
2011年6月3日のWIREDの記事 『権力者はなぜ「堕落」するのか:心理学実験』
おっと、ニック、お前のような日本語も読めない Gobbledygook 野郎はこっちでも読んでやがれ。

Four-dimensional thinking2011/08/25 23:48

【四次元思考】

人間、いろんなことを考えなくちゃいけないとき、静かに脳のひらめきを待っていても・・・、
日が暮れるだけだ。

脳に考える方向を与えてやればいいのだ、そのコツは・・・、
というようなことが以下の記事に書かれています。

考える方向は上下、左右、前後。 これで完成だと思ったら最後に「内外」ときた。
ムムム、4次元か、

あせらずじっくりと読んでみましょう。

少数の原理を活用する その1(上下の原理)
少数の原理を活用する その2(左右の原理)
少数の原理を活用する その3(前後の原理)
少数の原理を活用する その4(内外の原理)

Misfortunes never come single2011/08/28 20:44

【不幸は続いてやってくる】 <-- 英語のことわざです(*1)

凄絶な生還 -うつ病になってよかった-  竹脇無我著 マキノ出版 2003年8月

「凄絶」を”ソウゼツ”と読んでしまった。”セイゼツ”と読むのが正しい。意味は「ゾッとするほどものすごいさま」ということです。

本書は8月21日に67歳で没した俳優・竹脇無我氏のうつ病闘病記です。
氏の自己分析では、「自分が思いどおりにならないことを思いどおりにしようとしてうつ病になった」としています(73ページ)。一例として、演じる役はほとんど育ちのいいエリートの役ばかりで自分の”素地”とのギャップが大きく自然に演じられなかったとあった(64ページ)。自然でいいなら誰でもできるぞとつっこみたくなるが、役者業が体にあっていなかったということかもしれない。
それにしても10代後半に家族に襲いかかる不幸は凄まじい。これだけでも私ならおかしくなりそうだ。
「あとがき」を書いた精神科医によれば、「躁鬱病は遺伝による素因が大きい」ということです。読んでいて、うつ病の素地があって、アルコールがそれに火をつけた、という感じがしました。
ご冥福をお祈りします。

本書から氏の人生の特異点を抜き出してみました。
16歳 父親(49歳)が自殺
16歳 俳優業開始
17歳 次兄(18歳)が脳腫瘍で死亡
21歳 長兄(27歳)が失明
26歳 結婚
27歳 長女誕生
29歳 次女誕生
30代終頃から 妻以外の女性と真剣な恋愛、エネルギーを使い果たした恋愛、自分のキャパシティを超えた恋愛
40歳 妻子と別居
50歳 溺れるように酒を飲む、死にたいと思うようになる
50歳 体が尋常ではないだるさ、コップが鉛のように重い、肝機能をはじめ検査は正常
52歳 躁鬱病で入院半年間
53歳 離婚
55歳 アルコール中毒で倒れ一ヶ月入院、糖尿病併発
55歳、56歳 仕事も酒も1年間休む

58歳 本書出版
67歳 小脳出血のため没
-------------------------
*1: 出典は”英辞郎